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日常会話で耳にする麻雀由来の言葉。ワンチャン、テンパる、トイメンなど

言葉

ここ数年、「ワンチャン」(ノーチャン)という言葉を若者中心に話すところを耳にし始めました。テンパるなんかも21世紀の新しい言葉ですね。

これ両方、麻雀(マージャン)由来の言葉です。麻雀の競技人口は減っているんですが、まだ日常会話で耳にするのはともて興味深い所です。

 今回は、その麻雀由来の言葉をまとめて紹介していきたいと思います。

・面子(メンツ)

  プレイヤー、メンバーの意味。日常会話でも同じ意味で使う。(本来は、麻雀の基本は「3枚を1組として(東東東とか123とか)4組集めていくゲーム」でその組を面子という。つまり4面子集めていくゲーム。そこから麻雀をするプレイヤー自体をいうようになった)

・対面(といめん)

  自分の正面のプレイヤーのことをいう。日常会話でも正面の意味で使う。

・両面(りゃんめん)

  23と手持ちでもっていたら1でも4でも1組(1メンツ) できあがる。これを両面(りゃんめん)待ちというが、日常会話でも両面のことをリャンメンという人がいる。特に「リャンメンテープ」など。

・聴牌(テンパイ)する→テンパる

  あと1枚で上れようになったこと。そこから準備万端の意味になり目一杯の状態→余裕がない状態→焦って動揺する状態に意味が変わって行った。

・立直(リーチ)  

あと一枚で上れる状態のとき、それを皆に宣言して知らせる行為。上がれば1役プラスされる。ほかのゲーム、特にビンゴなどでも使われるようになった。

 ・連荘(れんちゃん)

  連続して親でプレーすること。日常会話では連続して当たること、連続して何かが起こることをいうようになった。

・錯和(ちょんぼ)

 ペナルティーになるほどのミスをすること。日常会話でも失敗やミスしたときに使う。

・オーラス(ALL LAST)

 最後の1ゲームのこと。麻雀は普通、連荘がなければ8ゲームして勝負を決めるがその8ゲーム目のこと。愛川欣也さん司会番組の「なるほど・ザ・ワールド」オーラス恋人選びという最後のクイズが思い出される。

・ありあり(なしなし)

 本来のルールでは早上がりされて面白味がない人たちが早上がりできないように作ったルールが「なしなし」。普通のルールが「ありあり」。これから転じてコーヒーで砂糖もミルクも入れることを「ありあり」、入れないことを「なしなし」と雀荘で言うようになりました。たまに、それを耳にした麻雀しない人が使っているのを聞いたりします。

・白板(パイパン

 正式名称で白板(パイパン)は、普通「白(はく)」と言いますが、何も書かれてない白いパイのことを言います。

・ワンチャン(one chance)、ノーチャン(no chance)

 最後にここ数年聞くようになったワンチャン(ノーチャン)なんですが、ちょっと難しいです。

例えば、麻雀は同じパイが4枚ずつあるんですが、今2が4枚見えているとすると、リーチをかけている人は絶対2を使った両面待ちでは待っていないことになります。つまり23を持っていて1か4では待っていないということになります。この1をノーチャンスと言います。(4は56で待っている場合があるのでノーチャンスではない)

そして2が3枚見えているとするなら、リーチをかけている人が2を持っている可能性は少ないが、1枚持っている可能性(チャンス)があるので「ワンチャンス」と言います。麻雀では可能性が少ししかない、危険度合が少ないことをいいますが、日常会話では可能性が少しはあり、チャンスが少しあるポジティブな意味合いにむしろなっています。

 

ちなみに日本では「マージャン」を「麻雀」と書きますが、中国語では「麻将」と書いて「マージャン」と読み、「麻雀」は「マーチュエ」と発音しスズメの意味です。香港で「麻雀」と書いて「マーツッ」と発音し日本と同じマージャンの意味。ちょっと複雑な成り立ちです。

文字は香港(広東語)から来たけど発音は中国語(北京語)という。

なぜ雀なのかはパイを混ぜるジャンジャラというのが雀のさえずりに似ていたからだとか